純石鹸の作り方と特徴

肌の乾燥対策には天然成分の洗顔料が良いと書きました。そうするとやっぱり昔からある「石鹸」が思い浮かぶと思います。たしかに、石鹸の持つ長い歴史がその安全性を証明していますが、石鹸はそのアルカリ性の特性によって汚れをしっかり落とします。そのため、洗顔に使った場合に、必要以上の油分も取り除いてしまいさらに肌を乾燥させてしまうこともあるのです。
では、石鹸は洗顔には向いていないのかというと、そうでもありません。
まず、石鹸はどのように作るのでしょうか?製造過程の説明です。
石鹸には中和法・釜炊き鹸化法・コールドプロセスの3つの作り方があります。最も一般的な作り方は中和法です。一番多く流通している石鹸ですね。中和法とは、石鹸の素となる油脂を脂肪酸とグリセリンに分解し、脂肪酸だけをアルカリに反応させて作ったものです。脂肪酸だけを使っているのでとても純度が高いです。
この工程で作られた石鹸は「純石鹸」とも呼ばれていますね。不純物が一切混ざっていないので洗浄力が高いのですが、グリセリンなどの保湿作用のあるものも取り除かれてしまっているので洗顔などの体の洗浄に使うと乾燥を起こしてしまうことがあります。市販されている純石鹸の使用用途は洗濯用なのがほとんどです。